初めて家に迎え入れたときには?
家に来た日から人と暮らす為のマナーを教える(1週間はなるべく自宅で)
- 社会化 ⇒ 人や場所、動物に慣らす
- なるべく生後3ヶ月までに・・・人
- 遅くても5ヶ月までに・・・・・外の世界
- 甘がみを教える ⇒ 子イヌ同士遊ぶことで覚える(4ヶ月までに)
- オモチャを教える
- 吠えることを教える ⇒ 生後7ヶ月から吠えだす前に練習
- オスワリ、フセ、タテ 教える
会話のように頻繁に何かをする前には必ず取り入れるようにする
☆ 社会化は一生続ける
「ダメ」・「NO」・ 罰 よりもやっていいことを教えよう
②天罰方式で飼い主がやっていると思われないように音を立てたり、物を投げたりして少しビックリさせて、中断させる
③オモチャの名前を教えて、何かしてしまう前にオモチャに行かせる。
やめてくれたらそれを褒めやってほしい事を教える (ハウス・マット・オモチャ)
- 『オヤツ』 ・・・・・・ フードで喜ぶうちはフードを使う
フードで注意が引けない時
(音や人、場所の変化で)はオヤツを使う
1日のフードの量の1/10ぐらいまでにしたいので、回数をいっぱいあげられるように、1回分を小さくする
社会化
- 生後3ヶ月までに目指せ100人!!の人に会う (フードなどをもらうといい)〔年齢も 幼児~高齢、体格も 様々な人 に会う〕
- 場所(外の世界)をたっぷり楽しませる〔生後5ヶ月までに〕
- 生後4ヶ月頃までに会った人や動物などは定期的に接触していれば成犬になっても、仲間・安心できる場所 等と認識できるが、それ以降にはじめて会う人や環境は警戒するようになる。(自然界ではそうでないと生きていけない為。)
甘がみ
噛み加減を教える【子イヌに教えるべきことで一番大切】
*よく社会化されていても、咬みつきの抑制ができていなければ危険です!!
- 他の犬と遊び、咬みつきの抑制を覚える
- 人の手を「噛んでいいよ」という号令でわざと噛ませる
手だけで練習 ⇒ 服は強く噛んでも気づかないから痛く噛んだら怒るのではなく「痛い!!」と言ってタイムアウト
(無視や部屋から出て行く)
何もなければ困らないが例えば、足を踏まれた・食事中に子供が倒れ掛かってきた
①ご褒美を気づかれないように用意してから「噛んでいいよ」の号令で手を噛ませる
上手に噛めていたら言葉で褒める
②「離して」や「アウト」などの号令をかけながらご褒美を見せる
③ご褒美を食べる為に手を離してくれたら褒めて、ご褒美をあげる ⇒ ①に戻る
重要→また噛ませてもらえるのもご褒美
* 本当にやめる時 は少し時間のかかる物(フードやオヤツの入った物など)で手を交換
オモチャを教える
- オモチャに名前をつける ⇒ 物の弁別もできるようになる
例えば、噛んではいけない物を噛もうとした時、オモチャの名前を言えばそちらに行ってくれるようになる - オモチャ依存症になってもらうと色々と都合がよい
・フードを詰めたオモチャは必須
・数種類用意しておく
・大型犬では一度に2個くらい必要
・中が空洞のものはフードをふやかして詰めると出にくい
・オモチャ用ムースを詰めてからドライを詰めても出にくい
・フードの出入り口の穴が調節できるものも用意
帰ってきたらオモチャに残っているフードなどをとってあげるようにする
留守番用オモチャはあげっぱなしでよい
一緒に遊ぶおもちゃは飽きる前にやめる
キャッチ&アウト
①ご褒美を気づかれないように用意して、オモチャを「キャッチ」と言って噛ませる
②オモチャを噛んでいる状態でオヤツを見せる
③ご褒美が欲しくてオモチャを離したら「アウト」と言って褒めてオヤツをあげる
(褒めながらオモチャをもらう)
④またオモチャをあげる⇒ 重要
アウトの後はまた「キャッチ」があると教えないと、「アウト」= オモチャをとられる になってしまう
アウトのやり方は、甘がみの練習時に手を返してもらうのと同じ
ハンドリング
どこをさわってもストレスを感じない子にしたい!!
- 普段の生活においても、人の手が急に近づくとビックリしてしまう
- 自分の縄張り意識が強い
- さわることに良くない思い出がある
そこで攻撃的になることもある
どうすれば?
手足、耳、口周り、おしり など とにかくさわられたら次に いい事 があると思わせる
①オヤツをあげながらさわる ⇒ 慣れてきたら さわったらオヤツ
②さわるのは最初はほんの一瞬から ⇒ 徐々に時間を延ばす
(手足は握らない。慣れてから)
③機嫌のいいうちにやめるのがポイント。 一度にしつこくやらない
☆ 病院での診察も、家でのハンドリングでストレスが減らせる!!